AmazonのFBAサービスのメリットについて
色々と書いてみましたが、どうでしたか?
様々な労力が軽減されたり、売り上げUPにと
非常に魅力的なサービスになっていますよね。
しかしながら、デメリットも少なからずあります。
・月額料金 or 個別に手数料がかかる
FBAを利用すると、大口出品か小口出品の2種類があります。
大口出品だと、基本成約料というものが
掛からない代わりに月額4900円が掛かります。
小口出品だと、基本成約料が100円掛かります。
どちらにしても手数料が掛かってきますね。
なので、毎月49個以上の売り上げがある場合は
大口出品の方が有利です。
・手数料が自己発送よりもかかる場合がある。
では、簡単に計算してみましょう。
3000円で仕入れたCDを6000円で売ります。
(FBAの場合)
0円 : 基本成約料( 大口出品 )←小口出品だと100円かかります。
140円 : カテゴリー成約料
900円 : 販売手数料 15%
86円 : FBA出荷作業手数料
78円 : FBA重量手数料( 2kg以上は、6円/1kg加算 )
Amazonの手数料だけで1204円ですね。
6000円(売り値)-3000円(仕入れ値)-1204円(手数料)
=1796円(利益)
(自己発送の場合)
0円 : 基本成約料( 大口出品 )←小口出品だと100円かかります。
140円 : カテゴリー成約料
900円 : 販売手数料 15%
0円 : FBA出荷作業手数料
0円 : FBA重量手数料( 2kg以上は、6円/1kg加算 )
※細かくなりますが、自己発送の場合は350円の送料が
Amazonから追加されます。
ですが、自己発送なので発送代金が別途かかります。
Amazonの手数料は1040円になりますね。
6000円(売り値)-3000円(仕入れ値)-1040円(手数料)
=1960円(利益)+送料差額
※送料差額とはAmazonから貰える350円から
実費の送料(ゆうメール等)を差し引いた分です。
となります。
こうやって比べると、若干自己発送の方が利益が出そうですね。
ただし、宅急便などで送ると350円をオーバーしてしまいますね。
そうなると、逆転するかもです。
過去にはメール便等で薄利多売が出来てたりしましたが
Amazonの手数料改定等や、メール便の廃止等で
1円本で利益を出すのが難しくなってきているようです。
・保管手数料がかかる。
FBAを利用すると、Amazon倉庫に商品を送ります。
この時に、商品をいくつかまとめて送るのですが
Amazon倉庫に送るための送料がかかります。
そして、倉庫の一角に保管される訳ですが
ここでも、手数料が発生します。
じわじわとくる手数料なので商品ごとに利益計算に入れてる方は
少ないかもしれません。
しかし!単純に計算しても売れずに長期保管するとなると
結構な費用がかかってきます。
Amazon在庫保管手数料
月額基準金額 ¥8.126 ⁄ (10cm×10cm×10cm) ちょっと分かりにくいですね。
例えばCD1枚組の在庫保管料は
横142mm×縦124mm×厚5.5mm
約140mm×120mm×6mmくらいですね。
シュミレーターで計算すると、一ヶ月あたり約1円になります。
一ヶ月保管していると約1円かかります。
1枚だと、なんだ大した事ないかも?
と、思うかもしれませんがCD100枚だと80円です。
すぐに売れると、この保管料は日割りなので
あまり掛からないのですが・・・売れないと
ずっと払い続けないといけません。
実際にCDだけではないと思います。
計算例はCDですが、大型商品とかになるとさらに高くなります。
例えばPS3本体なんかだと月額保管料は100円になります。
大きくなればなるほど、多くなればなるほど
スペースを占めるので保管料が高くなるという訳です。
・商品の状態が聞かれても答えづらい。
これは商品の出品文章にしっかりと書いてあれば
あまりデメリットにはならないかも知れません。
ですが、実際に商品の細かい状態を購入者から聞かれた場合に
商品が手元にないと答えられないかもしれません。
ざっと書いてみましたが、AmazonでFBAを利用すると
意外と手数料関係でお金が掛かりますね。
ですが、うまく使い分けたりすると
良いところ取りなんかも出来そうですね!